人生それなりにハードモード

9歳と6歳の子持ちワーキングマザーが、人生を楽しむ為の日々の記録

絵本「だいじょうぶ だいじょうぶ」がじーんと来る素敵なお話でした(ネタバレあり)

皆さん、絵本は読んでいますかー?

最近あまり読めてないなーと反省な私、めぐりずむ(@megurhythm33)です、こんばんは。

 

さてさて。

我が家ではクレヨンハウスから毎月1,2冊絵本が届きます。

クレヨンハウスの絵本はどれも良く、子どもたちも楽しみにしています。

 

毎月良い絵本が届くクレヨンハウスの絵本ですが、3月に届いた絵本がかなり

 

じーーーーん(´゚д゚`)

 

と来たので、ご紹介したいと思います。

 

今回ご紹介する絵本は、

 

「だいじょうぶ だいじょうぶ」

 

です。

 

【目次】

 

「だいじょうぶ だいじょうぶ」とは?

いとうひろしさんが描かれた絵本です。

ほんわかした絵に、あたたかな気持ちになりますね。

 

子どもに何かあったとき、「だいじょうぶ」という言葉をかける事はありませんか?

「だいじょうぶ だいじょうぶ」は、主人公のぼくが何かあるたびにおじいちゃんからかけて貰った言葉「だいじょうぶ」によって、自分の世界が少しずつ変わっていくお話です。

以下からネタバレを含みますので、知りたくない方はお気を付けください。

 

「だいじょうぶ だいじょうぶ」のお話

物語は、主人公のぼくがもっともっと小さかった時から始まります。

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ぼくが今より小さい頃、そしておじいちゃんが今よりずっと元気だったころ、ぼくとおじいちゃんは毎日のようにお散歩を楽しんでいました。

ぼくに靴を履かせたりしてお世話をしてくれるおじいちゃん。孫とおじいちゃんが手を繋いで歩く姿は、微笑ましいですね。

 

おじいちゃんとの散歩をとおして、ぼくの世界は広がっていきました。

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しかし、世界が広がると同時に、ぼくにとって困った事も起こってきたのです。

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それは、ぼくにとって「困った事」や「怖い事」に出会うようになってしまったことでした。

例えば・・・

  • おむかえのけんちゃんが、わけもなくぶってきたり、くみちゃんはぼくと会うたびに顔をしかめてきたり
  • 飛行機は落ちる事もあると知ったし
  • あちらこちらに恐ろしいばい菌があることを知ったし
  • いくら勉強しても読めそうにない字が溢れているし

色々と不安を抱えるぼくは、このまま大人になれないんじゃないかと思うのです。

でも不安になるたび、おじいちゃんがぼくの手をにぎり、あの言葉をつぶやくのです。

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だいじょうぶ だいじょうぶ

と。

ぼくとおじいちゃんは何かあった時、この言葉をつぶやくようにしました。

すると困ったり怖かったりすることが、じつはそれほど恐れる事ではない事に気付きだしたのです。

 

嫌な事無理して遊ばなくていいし、車も飛行機もめったにぶつかる事はない。

病気やケガは大抵はなおるし、言葉が分からなくても心が通じる事もある。

 

こうしてぼくは、世の中が自分が思っている程怖い物ではない事を知り、これから新たに出会うものに対して、前向きに考えられるようになったのです。

 

これも全て、おじいちゃんが呟いてくれた「だいじょうぶ だいじょうぶ」という言葉のお陰です。

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あれから何年経ったかは分かりませんが、ぼくは大きくなりました。

一人でお花を買い、バスにのって向かった先。

それは・・・。

 

 

 

 

 

 

 

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おじいちゃんが入院している病院でした。

寝たっきりになってしまったのでしょうか。ぼくが来ても目を瞑って眠っているという事は、意識もないのかもしれません。

 

大きくなったぼくは、大変な状態になっているおじいちゃんの手を握ってこういいます。

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「だいじょうぶ だいじょうぶ」

 

読み終えた後、感動とは言えない感情

最後のページを見たとき、涙が出そうになりましたね・・・。

この本を検索すると、

 

感動する!

 

と書かれているのが多いのですが、私は感動というよりかは悲しみと安心が入り混じったような、

 

じーーーん(´Д⊂ヽ

 

という感情になります(笑)

 

悲しみは、かつて元気だったおじいさんがもう動けない人になっている事。

そして安心は、おじいさんの教えがちゃんと孫に受け継がれている事と、ぼくがおじいさんがかつて自分にしてくれた事を、おじいちゃんにしてあげる優しい子に育っている事。

 

おじいさんはぼくの成長をみることは出来なかったけれど、あなたの教えはぼくの心に根付き、とても優しい子に育っていますよ。良かったですね。

 

そう思って(´;ω;`)ブワッと涙が溢れました。

めっちゃ大人目線な感じ方ですよね(笑)

 

まとめ

絵本を読んで泣きそうになったのは久しぶりでした。

私も、子どもたちの心に残してあげられるような言葉や、何か困った事があった時、背中を押してあげられるような言葉を伝えられたらなーと思います。

 

この本の魅力が少しでも伝わったなら幸いです。

子どもだけではなく、大人にもオススメですので、気になった方は是非お手に取って読んでみてくださいね。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

過去の記事に、★を下さった皆さんも感謝です(⌒∇⌒)

 

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